(C)長尾謙一郎/小学館
締め切り前まで全然違うのを作っていたところ、締め切りの前日にデータが全部消えてしまった。原因はわからない。
そんな事は後にも先にも一回だけなのだが、本当ーーーーに焦った!!!!ww
でもその土壇場の窮地で、頭の中にあるネジが飛んでいったというか、タガが外れたというか、
何かが開いて、
脳細胞がむちゃくちゃ活性化した。
金曜だった納品日をなんとか月曜まで延ばしてもらい、金土日の3日で作ったんだけど、むちゃくちゃ良いのが出来た。自分的には本当に文句のつけようがない、やばすぎるものになった。
今まで作った作品で、終わった後も満足してるものってほとんどなくて、たいていは「あーココはこうすれば良かった、アソコはああしたかった・・・」みたいに思うんだけど、この作品は全く思わない。データが全部なくなるっていうことで、やれることも少なくなって、一点突破するしかなくなったのが良かったんだと思う。
コレを作って以降から、自分の作るものが変わったと思うくらいのきっかけになった作品です。
もともと大好きだった長尾謙一郎さんの作品に関われたのも嬉しかった。